1日目
[2005.12.28〜2005.12.28.]
[Bremen]
[leuven -> maerchen]
今週は休みで、朝早くから出かけることに不都合はなかったので、朝はできるだけ早く出てブレーメンで観光しようと思って出かけました.
朝6時半の電車に乗ってブレーメンに12時過ぎ着の予定でした.
確かに6時半発というのは早いです。でも家も駅にちょっと近くなって徒歩15分で行けるので、心なしか余裕です。
前は30分以上かかってましたからね。
電車の中は思った通りがらがらです。同じ車両にもう1人乗ってるかな、くらいです。
予定通りリエージュの駅に着いて、そこでドイツの新幹線ICEに乗り換えです。
こちらは結構乗ってました。満席とはいきませんが、それに近いくらいでした。
ICEにも何種類かあるみたいで、前に友達がドイツ国内でICEに乗ったときは、古い電車だったって言ってましたが、
ベルギーとドイツの国境を越えてるこの路線は新しい(たぶん)ICEがよく走っているようです。
新しいICEはほんと最先端って感じなので好きです。
電光掲示板が黒いガラスの中に赤い文字が浮き上がってるみたいな感じで大変よい感じなのです。(わかりにくい説明・・)
ICEも無事定刻通りケルンに着きました。ここまでは来たことがあるのですが、ここより北になると未知のゾーンです。
順調順調と思っていたのですが、どうやら電車が遅れているようです。
案内板になんとか5という文字が出ていたのですが、ドイツ語がわからないのでよくわかりません。
まぁみんな待ってるし行き先は変わらないしということでそのまま待っていたところ、
別の外国人に「あれは5分遅れてるってことか」とか聞かれました。。。
そんなの私もわかるはずがありません。もっとドイツ人っぽい人に聞いてよ〜って感じですが。。。
そしたら横から純ドイツ人のおじさんが「そうだよ」と答えてくれました。なるほど。
ケルン始発の電車のようだったのですが、5分どころか20分くらい遅れて来ました。まぁいいでしょう。
遅れたお詫びなのかいつものことなのか知りませんが、途中で車掌さんたちが水とオレンジジュースを配ってくれて嬉しかったです。
こういう電車(ICEや特急)では、
6人のコンパートメント(ハリーポッターが乗るような個室)が多いですが、まぁたいてい気さくな人たちなので特に問題もありません。
ドイツ語の案内とかも訳してくれますし助かります。
私はブレーメンで降りる予定だったのですが、切符自体はコペンハーゲンまでの通しの切符だったので、
検札に来た車掌さんが、電車が遅れてるから乗り継ぎの電車に間に合うかどうかわからないみたいなことを言ってくれました。
ブレーメンで降りるから問題ないよ、と言ったのですが、確かに乗り継ぎに余裕がないと大変ですね。
ドイツの駅はどこもわりと近代的です。もちろん建物は歴史感あふれるものだったりすのですが、
中は新しい店でいっぱいです。少なくともベルギーの大概の駅よりは店が多いです。
ドイツはどこも結構駅の中に店があるんですよね。電車に力を入れてるのでしょうか。
ブレーメンの予約していたホテルをに荷物を置こうとまず行ってみたのですが、中が真っ暗なのです。
朝と夜だけいて昼間はスタッフが誰もいないホテルってのも前にカールスルーエでありましたし、今回もそうなのかなと思ったのですが、
横に置いてある電話で連絡しようとしても誰も出ません。仕方ないので夕方また来ることにして街中に観光に行きました。
6時までに来ないとキャンセル扱いになるよ、というからわざわざまず行ったのにぃ。
で、結論から言うと、水が出なくなったとかでそのホテルは閉まっていたのでした。
夕方行っても真っ暗だったのですが、今度は電話が通じて、そういう事情だとのことです。
結局タクシーを回してくれて系列ホテルに入ることになりました。
代替ホテルにそこまで期待はしてなかったのですが、予約していた2つ星ホテルとは全然違う、かなりきれいで高級っぽいホテルでした。
後で調べたら3つ星ホテルだったのですが、元のホテルと同じお安い値段で泊まっていいのかってほどいい感じでした。
広くて家具類もなんとも高級感あふれていて一人で泊まるのがほんともったいない感じでした。
バスルームだけで寮の部屋くらいの広さがありましたよ!
ちょっと郊外だったので安く広くってことかもですが、
トラム(路面電車)の停留所の真ん前で街の中心まで10分くらいで行けますしなかなかよかったのではないでしょうか。

ブレーメンはもちろん音楽隊で有名で、本屋とか見ても入り口近くにブレーメンの音楽隊の各国語の本がずらりと並んでるような街なのですが、
実はかなりの大都市のようでした。
海沿いの街とあわせたブレーメン市?として、そこら辺ではハンブルクに次ぐ主要都市のようです。
ハーメルンとかの方がメルヘンチックだったのかもしれません。
でも音楽隊とかの像とかも見ましたしまぁよかったです。
音楽隊の像は個人的にはかなり探すのに苦労しました。
確かにガイドブックのとおり街の中心にあるのですが、雪が降ってたのと、建物の脇にあってそこまで目立ってなかったせいだと思います。
ドムという大聖堂が街のシンボルのようでどっしり構えているのですが、確かにかなり大きかったです。
ヨーロッパの大聖堂を見るといつも思いますが、あんなのどうやって建てるんでしょうねぇ。
クレーンもない時代にあんな高いのを建てるというのがすごいです。
夕食にはカフェ(パブ)みたいなところでブレーメン名物?料理を食べました.
なんかコンビーフをもっと柔らかくしたようなお肉のピューレと鰯みたいな生のお魚でしたが,結構おいしかったです.
トラムに乗っていると、なんかジャンパーを着た変なおばさんがやってきて何か見せてなんか言ってきます。
最初物乞い系かそっち系かと思って無視しようとしたのですが、見せているのは鉄道会社のIDのようで、
どうやら切符のチェックをしている職員のようなのです。
こちらのトラムとかでは、物理的には切符なしでも乗れてしまうのでときどきチェックされ、
不正乗車のときは高額な罰金が・・ていう話は聞いてましたが実際に遭遇したのは初めてでした。
次の停留所でささっと降りていったのですが、どうやら4人組のようで全員普段着、
というかむしろ近づきたくないような感じの雰囲気を醸し出している人たちでした。わざとなんでしょうか・・・
ちなみにブレーメンのトラムは1回2ユーロでした。
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[2006. 1. 16.]
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