Hamburg Rathaus

2日目

[2005.12.29〜2005.12.29.]

[Bremen -> Hamburg -> Copenhagen]

[sea -> snow]

今日はハンブルク経由でコペンハーゲンまで行きます。 ハンブルクとコペンハーゲン間のEC(国際特急?)は1時発のを予約してあったので、 ブレーメンをちょっと早めに出てハンブルクを観光することにしました。ブレーメンはもう昨日見て回りましたからね。
昨日と同じようなICに乗っていったのですが、私が乗った車両はなんかおもしろい構成でした。 説明しにくいですが、小学生の遠足にぴったしな感じでした。 基本はボックス席みたいな感じなのですが、それが車両の片側だけで反対側には折り畳み椅子がところどころに置いてあるのです。 まぁどうでもいいですね。
ハンブルクは雪の世界でした。雪は降ってますし、一応人が通るところは雪かきしてありましたが、 地面も雪だらけです。
Hamburg-Osaka Partnership やっぱり雪がふぶいてると寒いです。体感温度なのか実際寒いのかはよくわかりませんが、 顔に雪がついたり手首の隙間から風が入ってきたりすると余計寒いのは確かです。 市庁舎の中に入れたので入ってみたら暖かくてとてもありがたかったです。 別に中を見る気がなくとも暖を取るために入るってのも手ですね。 ちなみにハンブルクと大阪市は姉妹都市らしく、何か紹介文が書いてありました。 昔都だった港町、みたいな書き方がしてあったのですが、そうでしたっけ?まぁ当たらずも遠からずですが、都って首都ってことですよね。 うーむ。
ガイドブックによるとハンブルクの見所はその市庁舎と教会らしいです。 ということで教会にも行って来ました。雪が目に入るので見上げるのも大変だったのですが、どかんとでかい建物が建っていました。 寒いせいか観光客はほぼいない寂しい感じだったのですが(街中なんですよ!)、 上に展望台があってエレベーターで行けるらしいのです。 雪模様でどれだけ見えるのか心配ですし、上は下界にもまして寒そうな気がしたのですが、 係のおばちゃんに聞くと、ハンブルク中見えるよみたいな返事をするのでがんばって行ってみました。
上はやっぱりめちゃ寒かったです。でもさっき見ていた市庁舎とか港とか見えましたし、まぁよかったのではないでしょうか。 エレベーター内の電光掲示板によると地上75mの高さらしいです。 エレベータで下りるときに、ちょうど塔の途中にあるカリヨンが鳴り出して楽しかったです。 鳴ってるところが見えたらよかったのですが、あいにくエレベーターのガラスは反対側の壁だけについていて外しか見えませんでした。
Hamburg Signal 町中を歩いていて気づいたのですが、歩行者用信号は縦に3つ並んでて、上の2つが赤い止まってる人で、一番下のが緑の歩いてる人なのです。 3つあるんなら赤黄緑なんじゃないのって感じなのですが、信号が赤の時は赤い人が2人点いているのです。 なんでなんでしょう。これは未だに謎です。
ハンブルクの中央駅はかなりでかかったです。フードコートみたいな感じでテイクアウト可能な店がたくさん固まっていましたし、 お客の量もかなりのものです。サンドイッチとか中華系とかピザとかいろいろありました。 北海沿岸ということはやっぱシーフードでしょうってことで、サーモンサンドみたいなのを買ってみました。 電車の中で食べたのですがこれがかなりおいしかったです。身も分厚いし一切れが大きくてとってもジューシーでした。 それとサンドイッチを買ってお昼にしたのですが、これはサーモンをもっと買った方がよかったかもでした。
コペンハーゲン行きのECは6両編成くらいでした。くらいってのは、正直どこからどこまでが1両なのかよくわからなかったからです。 なんか普通の2両分に1つの号車番号がついているのです。電車に詳しいわけではないのでよくわかりませんが、 後でフェリーの中で見たら、2両の間に車輪の台車がついていました。普通は1両に2つ台車がありますが、 どうもこの電車は2両に3つの台車なようなのです。車内の騒音を減らすために台車を車両のつなぎ目にもっていってるのかもしれません。
で、フェリーなのです。出発してから2時間ほどしたらへんぴな駅(といってもホームは多いですし人もそれなりにいるのですが)に着いて、 その後がたがた動き出して船に乗りました。なんかフェンスを抜けて車が通りそうな道を横切ったりするのは面白いです。 船に乗り込むときに揺れるのかなとか勝手に思ってたのですが、がたんっていっただけですんなり船の上です。
A Train in a Ferry フェリーに乗ったらすぐに放送があり、45分間の船旅の間、船内で免税品の買い物や食事ができるよとのことでした。 ドイツからデンマークへの船の上ですし、免税扱いらしいのです。およよ、国際線の船に乗ったのは初めてです。新鮮ですね。
お客さんもみんなぞろぞろと降りていきます。向かい合わせ4人がけの席の向かい側に座っていたおばあさんと娘さんも降りていきます。 このときまで2人は家族なんだと勝手に思っていたのですが、どうもたまたま隣の席に座ってただけのようで、2人はばらばらに出ていきました。
甲板に出てみましたが、雪混じりの風が吹き荒れていて、いかにも北国の船の上って感じでした。 ベンチや机もあって夏は外で食事とかして楽しむんでしょうが、このときは机の上にも雪が20cmくらい積もってました。
Ferry Panel 免税品売り場も人であふれていたので見てみましたが、たばこや化粧品はいりませんし、お酒もそんな飲みませんし、何も買うものがなくて残念でした。 スナック菓子とかも売ってましたし、確かにこちらの20%とかの税金が必要ないと思えば安いのでしょうが、欲しくないものを買ってもだめですよねぇ。 ちなみにほとんどの人は買うものが決まってるようで、 売り場が混んでいるというよりも、さっさと買うもの(お酒かたばこ)を集めた人たちでレジが混んでいるといった感じでした。
デンマーク(国鉄?)の船だったようですが、船の上では一応デンマーククローネもユーロも使えました。 とりあえずコーヒーとケーキを食べてから列車に戻りました。 階段を下りていくと電車がいるってのもなんだか不思議な光景でした。 フェリー内に線路があるのかな、と思っていたのですが、線路というより車輪のための溝があるような感じでした。
外は一面雪景色ですし、雪が降りしきる中走ってるって感じだったのですが、コペンハーゲン中央駅まであと少しというところで長いこと待たされました。 なんでも信号が変わらないとかそういうことだったみたいなのですが、たぶん電車が遅れたりして混乱してたのでしょう。 ホームの数には限りがあるので空くまで待ってたような感じです。結局6時に着く予定が40分くらい遅れての到着でした。
コペンハーゲン駅を出たら雪がすごく積もっていました。北海道で見て以来って感じの雪国状態です。 ということはまぁ北海度並みってことなのでしょうか。 とにかく、雪かきしてあるところはまだしも、横断歩道の前後とかは雪かきしてなかったり、 しててもぐしょぐしょのみぞれ状態だったりして非常に歩きにくかったです。靴もびしょぬれです。
ホテルで地図をもらって食べる店がいっぱいある中心部をめざして歩いていったのですが、雪は降ってて寒いし足は濡れてて冷たいし、 あげく通りには思ったほど店がなくってかなりつらかったです。 高級ブランドの店とかはいっぱいあったのですが、私の探していた大衆食堂っぽい店はともかく、レストランもあんまりないのです。 まぁ歩いてた通りがそういう通りだっただけってのもあるでしょうが、暗いし人は少ないしでどこに行けばいいのかもよくわかりません。 適当に歩いてて怪しげな通りに入っても危ないですしね。
結局最初の頃に見つけたカフェというかバーっぽいところに入りました。 セットメニューがいくつかあったのでスープと焼き鮭のセットを頼んでみました。 デザートも安く追加できるとのことだったので見ていたら、ビエネッタがありました。 ビエネッタといえば、ぱりぱりチョコアイスおいしいのですが、最近久しく食べてないので食べたくなりました。 見ればデンマーク名物みたいな説明がついています。 というわけで注文してみたのですが、あいにく今日は売り切れとのことで残念でした。
鮭はまぁ普通くらいにおいしかったですが、骨をよりわけるのにはやはりフォークとナイフではやりにくいですね。 ツボルグとかいうデンマークの(?)ビールを飲んでみましたが、まぁ普通のビールかなって感じでした。 ビール通でもないので差が分からないだけなのでしょうが。
Tivoli 倉敷にもチボリ公園がありますが、本家はコペンハーゲン駅の真正面にあるチボリ公園らしいのです。 公営なのかどうかはわかりませんが、とりあえず夜遅くまで開いてました。10時くらいまで開いてた気がします。 もっとも冬の間は閉まってて、私が行ったときはクリスマスと年末のシーズンってことで開いてたようですが。 電飾もぴかぴかしてましたし入ってみたい気もしたのですが、寒いしいいやってことでホテルに帰ってしまいました。
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[2006. 1. 29.]

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